奈良文化財研究所

95009658-木造南蛮風羅漢坐像

文化財総覧WebGIS
RecNo : 95009658
ID :
市町村ID :
種別 :
名称(漢字) : 木造南蛮風羅漢坐像
名称(かな) : モクゾウナンバンフウラカンザゾウ
所在地コード : 130001.0
都道府県番号 : 13.0
所在地 : 東京都八丈町大賀郷1168
主な時代コード :
主な時代 :
指定区分 :
北緯(日本測地系) :
東経(日本測地系) :
北緯(世界測地系) : 33.10953
東経(世界測地系) : 139.7889
時代・遺跡種別コード :
時代・遺跡種別 : 歴史資料
面積 :
群集遺跡ID番号 :
遺構概要 :
遺物概要 : 名称_カナ:モクゾウナンバンフウラカンザゾウ、名称_英語:Mokuzo Nanban-fu Rakan Zazo (Wooden Statue of Seated Arhat in Western Style Cloak)文化財分類:都指定文化財、種類:歴史資料、方書:八丈町歴史民俗資料館、員数:1?、所有者等:釈迦堂 、利用可能曜日:月火水木金土日、説明: 海中より出現したとも伝えられていますが、恐らくは中国から伝来したか、漂着したものと考えられます。『八丈実記』の釈迦堂の記述部分に「堂内に唐作の達磨大士あり、珍異の霊像なり。嶋奉行上野喜左衛門森清、元禄七年海中出現をここに安置せし歟」とあります。著者近藤富蔵が羅漢と達磨を間違えたのか、あるいは別の像についての記述なのか定かではありません。  本像は一木造、通肩にまとった法衣の上に西欧風のマントを羽織ります。『支那文化史跡解説』巻三によると、洋装の羅漢像は広東華林寺・杭州梵天寺・楊州天寧寺にあり、日本の長崎崇福寺・盛岡報恩寺などにも存するといいます。法衣及びマントの裾は台座に垂れています。眉を寄せて目を見張り、口は堅く閉じ、頬及び後頭部は横にやや深く溝をなしています。総体黒漆の上に朱漆をかけ、衣紋の一部に金箔が残っています。像高24.5cm、膝張15.5cm、座奥14.0cm、台座高12.5cm。作者は不明であるが、明代に製作されたものではないかと考えられます。『伊豆七島志』にも記述があります。
発掘概要 :
その他概要 : 東京都:文化財一覧,https://catalog.data.metro.tokyo.lg.jp/dataset/t000021d0000000017(2021年3月19日時点)
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