RecNo : 95009622
ID :
市町村ID :
種別 :
名称(漢字) : 中里遺跡出土丸木舟
名称(かな) : ナカザトイセキシュツドマルキブネ
所在地コード : 130001.0
都道府県番号 : 13.0
所在地 : 東京都北区王子1-1-3
主な時代コード :
主な時代 :
指定区分 :
北緯(日本測地系) :
東経(日本測地系) :
北緯(世界測地系) : 35.74974
東経(世界測地系) : 139.739
時代・遺跡種別コード :
時代・遺跡種別 : 考古資料
面積 :
群集遺跡ID番号 :
遺構概要 :
遺物概要 : 名称_カナ:ナカザトイセキシュツドマルキブネ、名称_英語:Nakazato Iseki Shutsudo Marukibune (Dugout Canoe from Nakazato Remains)文化財分類:都指定文化財、種類:考古資料、方書:北区飛鳥山博物館、員数:1艘、所有者等:北区、利用可能曜日:月火水木金土日、利用可能日時特記事項:【利用可能曜日】博物館の休館日を除く、説明: 中里遺跡は、主にJR田端駅から上中里駅の間の鉄道用地内に、約2㎞にわたって広がっています。低地遺跡であり、縄文時代から近世までの各時代にわたる複合遺跡です。遺跡の範囲内には国指定史跡の中里貝塚も存在します。 丸木舟は、昭和59年6月に東北新幹線建設に伴う発掘調査において、海抜3.3mの砂層中から出土しました。出土した層から、縄文時代中期初頭のものとみられています。丸木舟の完成形としては都内で唯一の出土例であり、全国的に出土例が少ない縄文時代中期の丸木舟としても貴重です。 この丸木舟は1本の丸木を刳り抜き、ほかの材を接合しないで作る「単材刳舟(たんざいくりぶね)」で、薄手かつ精巧に作られています。残存状態は大変良好で、出土時の計測値は全長579cm、最大幅72cmでした。樹種はニレ科ムクノキです。当時、東京湾は現在よりも奥に入り込んでいました。そのため中里遺跡付近は海岸の砂浜が広がっていました。当時の人々がこの海を生活の拠り所としていたことは、大規模な貝層が形成されていた中里貝塚の様子からもうかがうことができます。縄文人たちは、漁撈や交易活動の道具として、丸木舟を利用していたと考えられます。
発掘概要 :
その他概要 : 東京都:文化財一覧,https://catalog.data.metro.tokyo.lg.jp/dataset/t000021d0000000017(2021年3月19日時点)
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