総覧抄録ID : 53607
要約 : 府営住宅建て替えに伴い調査を実施した。志紀遺跡は1982年に大阪府教育委員会による試掘調査を実施して以来、府営住宅の建て替えに伴って20数次にわたる調査が実施されてきた。今回の調査地は遺跡の南端付近で、田井中遺跡と接する。本書は４調査分の成果をまとめたものである。調査の結果、弥生時代前期の集落跡の一端、弥生時代前期から古墳時代後期にかけての小区画水田、田井中遺跡と志紀遺跡の間に掘削された弥生時代中期の大溝群、奈良時代以降の条里制水田などを検出した。
遺跡名 : 志紀遺跡
都道府県 : 大阪府
遺跡所在地 : 大阪府八尾市志紀町西1・2丁目
市町村コード : 27212
北緯（世界測地系） : 34.602222
東経（世界測地系） : 135.608611
主な時代 : 弥生|縄文|古墳|飛鳥白鳳|奈良|鎌倉|平安
時代・遺跡種別 : 田畑|その他
主な遺構|主な遺構 : 畦畔|川|溝|ピット|導水管|縄文
主な遺物|主な遺物 : 弥生土器|サヌカイト製石器|木製品|縄文土器|土器|田下駄
総覧URL : https://sitereports.nabunken.go.jp/30492
特記事項 : 稲作害虫の検出|
