奈良文化財研究所

35297-奥の坊遺跡

文化財総覧WebGIS
総覧抄録ID : 35297
要約 : 奥の坊遺跡は高松平野の東を画する丘陵部に所在する。南向きの緩斜面に営まれた弥生時代中期前半の集落跡で、古代や近世の遺構も見られる。本書は、遺跡北部に位置するⅥ区の遺物包含層から出土した遺物を対象にした遺物編の報告書である。Ⅵ区の遺物包含層からは多量の土器や石器が出土しているが、とりわけ疑朝鮮系無文土器や顔状土製品が出土した点は、当集落の性格を考える上で極めて重要な成果と言える。
遺跡名 : 奥の坊遺跡
都道府県 : 香川県
遺跡所在地 : 香川県高松市高松町
市町村コード : 37201
北緯(世界測地系) : 34.3283
東経(世界測地系) : 134.1223
主な時代 : 弥生
時代・遺跡種別 : 集落
主な遺構|主な遺構 : 遺物包含層
主な遺物|主な遺物 : 弥生土器|土製品|石器
総覧URL : https://sitereports.nabunken.go.jp/20265
特記事項 : 疑朝鮮系無文土器や顔状土製品が出土。