RecNo : 319519
ID :
市町村ID :
種別 : 個別
名称(漢字) : 謝花国民学校の奉安殿
名称(かな) : じゃはなこくみんがっこうのほうあんでん
所在地コード : 47308
都道府県番号 : 47.0
所在地 : 沖縄県国頭郡本部町字謝花1
主な時代コード : 82
主な時代 : 昭和
指定区分 :
北緯(日本測地系) : 264044.7
東経(日本測地系) : 1275353.8
北緯(世界測地系) : 264058.7
東経(世界測地系) : 1275347.0
時代・遺跡種別コード : 8221
時代・遺跡種別 : その他
面積 :
群集遺跡ID番号 :
遺構概要 : 県立センター報16(建造物。奉安殿)。 1932年、築造者不明、学校行事に利用。 町営団地の棟と棟の間の芝生地に放置。団地敷地は旧謝花国民学校跡地、現在に至るまで同位置に所在。 団地建設の造成土で犬走りや階段(正面部に数段存在)は地表下にあると思われる、階段の最上段のみ確認。 表面-セメントで塗り固め、貝殻などの破片をちりばめた模様。本体部と屋根を繋ぐエンタブリチュアに装飾、菱形模様が3ずつ並ぶ。 基礎部平面-正面幅1.94m、奥行き1.86m、若干幅の長い方形。 地表面から屋根-高2.26m、屋上部の旗立台(戦後造られた)は含まず、謝花小学校(旧謝花国民学校は戦後1946年と改称、1965年に上本部小学校に統廃合されるまで当敷地にあった)の旗立台として利用。 校舎から奉安殿へ通ずる小道に砂利(国民学校生が本部町字大浜の海岸から運搬)を敷き詰めた。 <立地>平地、標高35m。<現況>町営住宅謝花団地の敷地内。<保存状況>一部落書きあり、比較的良好。
遺物概要 : 県立センター報16(天皇皇后両陛下の写真(御真影)、教育勅語謄本、戊申詔書謄本を奉安殿内部に安置。) 祝祭日の諸儀式には奉安殿前面において校長先生が先頭になり全校生徒の前で拝賀(御真影への最敬礼)や勅語奉読が義務付けられていた。御真影などは1945年本島内に米軍上陸の前に、御真影奉護壕(名護市源河)に隠し収めた。
発掘概要 :
その他概要 : 『沖縄県戦争遺跡詳細分布調査(III)―北部編―』県立センター報16、6-6。 町教委『町民の戦時体験記』(1996)。県教委『沖縄戦研究(I)』(1998)
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