総覧抄録ID : 151713
要約 : 【瀬戸内町内の近代遺跡(軍事施設跡)】\n 鹿児島県大島郡瀬戸内町(奄美大島南部)には、明治期から終戦に至る期間、大島海峡の自然地形を活かし旧日本陸海軍が様々な軍事施設を構築した。本町が行った埋蔵文化財および文献史料調査の成果より、町内に構築された遺跡は、当時の社会情勢や戦況に連動するように、軍事施設の建設や部隊配備が行われたことが理解できた。また、旧日本陸海軍が南西諸島に対しどのような戦略的価値を見出し、戦況の変化と共に奄美大島の地政学的価値付がどのように変化していったのか、その一端を読み解くことができる。\n
遺跡名 : 第18震洋隊基地跡
都道府県 : 鹿児島県
遺跡所在地 : 鹿児島県大島郡瀬戸内町呑之浦
市町村コード : 46525
北緯(世界測地系) : 28.121944
東経(世界測地系) : 129.266111
主な時代 : 昭和
時代・遺跡種別 : その他
主な遺構|主な遺構 : 震洋艇格納壕
主な遺物|主な遺物 : 鉄片|チャート礫
総覧URL : https://sitereports.nabunken.go.jp/131792
特記事項 : 近代遺跡、戦争遺跡、軍事施設跡、奄美大島要塞、大島防備隊、海軍、震洋隊、第18震洋隊、震洋艇、島尾敏雄、加計呂麻島、呑之浦