奈良文化財研究所

148774-妻木晩田遺跡_第33次・34次・墳丘墓群総括

文化財総覧WebGIS
総覧抄録ID : 148774
要約 : 史跡妻木晩田遺跡は、標高約 100mの丘陵上に広がる、弥生時代後期を中心とした大規模な集落遺跡である。松尾頭墳丘墓群は、第1次調査の成果から弥生時代終末期後半の墓域と考えられてきた。今回、「墳墓域の実態解明」を課題として発掘調査を行った結果、新たに終末期前半築造と考えられる松尾頭3号墓・同4号墓・同5号墓を検出した。集落変動期の有力者層の墓域である松尾頭墳丘墓群は、終末期を通して造営された方形周溝墓の形態をとる墳丘墓群であることが判明した。妻木晩田遺跡では、これまで終末期前半段階の墳丘墓は第1次調査のトレンチ調査で確認された仙谷4号墓のみで、墳丘墓形態や構造、さらには墳墓域の様相が不明であった。松尾頭10区を調査したことにより、妻木晩田遺跡の集落が拡大し始める後期前葉から終焉を迎える古墳時代前期前葉までの墳丘墓群の動向が明らかとなった。首長墓の動態及び墳墓域の変遷を把握できたことは、妻木晩田遺跡の集落像を解明するうえで非常に重要な成果である。
遺跡名 : 妻木晩田遺跡_第33次・34次・墳丘墓群総括
都道府県 : 鳥取県
遺跡所在地 : 鳥取県米子市淀江町福岡字小真石清水
市町村コード : 31202
北緯(世界測地系) : 35.4612
東経(世界測地系) : 133.4532
主な時代 : 弥生|古墳|古代(細分不明)|中世(細分不明)|近世(細分不明)|近代(細分不明)
時代・遺跡種別 : 墓|その他|軍事(近代以降)
主な遺構|主な遺構 : 墳丘墓3|不明5|土坑1|溝1|塹壕
主な遺物|主な遺物 : 弥生土器|鉄製品|石器|須恵器
総覧URL : https://sitereports.nabunken.go.jp/130322
特記事項 : 主な時代:弥生時代終末期|主な時代:弥生時代後期以前|太平洋戦争末期の立射式塹壕(たこ壺)が複数基確認されている\n主な時代:古墳時代〜近代
地域 :