奈良文化財研究所

144494-上杉六丁目遺跡第2次

文化財総覧WebGIS
総覧抄録ID : 144494
要約 : 上杉六丁目第2 次調査では、ロクロ土師器を中心として、須恵器などの古代の遺物が主に出土した。主な遺物の年代については、出土土器から9世紀中葉を中心として、9世紀代の土器が含まれているものと考えられる。\n 小鶴城跡第11 次調査では、古代の竪穴遺構を1 基確認した。主柱穴と考えられるピットからは、8世紀前半頃と考えられる土師器の坏が出土した。\n 南小泉遺跡第87 次調査では、竪穴遺構1基と溝跡2条を確認した。遺物は、非ロクロ土師器や須恵器が出土しており、土師器では、「関東系土器」が出土している。\n 南小泉遺跡第88 次調査では、土坑2基と性格不明遺構1基を確認した。遺物は、土師器、須恵器、土錘が出土した。土師器は南小泉式期と考えられる。\n 南小泉遺跡第89 次調査では、溝跡2条、土坑1基、ピット4基を確認した。遺物は、南小泉式期と考えられる土師器が出土した。\n 中在家南遺跡第11 次調査では、河川跡を確認した。この河川は、過去の調査で確認された河川跡と同一のものと考えられる。\n 北目城跡第9 次調査では、溝跡を1条確認した。遺物は出土していない。
遺跡名 : 上杉六丁目遺跡第2次
都道府県 : 宮城県
遺跡所在地 : 宮城県仙台市青葉区上杉六丁目
市町村コード : 4101
北緯(世界測地系) : 38.27918
東経(世界測地系) : 140.877391
主な時代 : 平安
時代・遺跡種別 : 散布地
主な遺構|主な遺構 :
主な遺物|主な遺物 : 土師器|須恵器
総覧URL : https://sitereports.nabunken.go.jp/115808
特記事項 :