総覧抄録ID : 131578
要約 : (二本木遺跡 第24次)\n調査地は、標高25~27mの丘陵斜面に立地する。大きく8世紀半ば~後半と、11~13世紀の二時期の遺構が確認された。8世紀代の遺構は竪穴住居2軒と土坑2基が相当し、二本木遺跡内でも徐々に該期の集落の様相が明らかになりつつある。集落のピークは11世紀末~12世紀前半で、溝や土坑が伴う。この時期は西方300mに筑後国府Ⅳ期政庁が設置された時期に相当し、時期や立地から判断すれば、調査地一帯は国府に携わった役人の居住と考えられる。
遺跡名 : 神道遺跡 第26次
都道府県 : 福岡県
遺跡所在地 : 久留米市御井旗崎一丁目
市町村コード : 40203
北緯(世界測地系) : 33.313055
東経(世界測地系) : 130.553055
主な時代 : 縄文|奈良|平安
時代・遺跡種別 : 集落
主な遺構|主な遺構 : 竪穴住居 5軒|土坑 7基|埋甕 13基|竪穴住居 4軒|土壙墓 1基|胞衣壷? 1基|溝 1条|土坑 1基
主な遺物|主な遺物 : 縄文土器|石器|土師器|須恵器|鉄器|銭貨(神功開寶)
総覧URL : https://sitereports.nabunken.go.jp/57924
特記事項 : |概要報告