奈良文化財研究所

106446-大内氏館跡

文化財総覧WebGIS
総覧抄録ID : 106446
要約 : 山口県中世城館遺跡総合調査の一環として調査等を実施した山口県内所在の中世城館等のうち、旧周防国に所在する217ヶ所の調査報告書。\n66ヶ所の城館跡については、縄張り図等を掲載した。また、旧周防国所在の中世城館等に関連する中世文書を検索、抽出し、一覧表として提示した。
遺跡名 : 大内氏館跡
都道府県 : 山口県
遺跡所在地 : 山口市大殿大路字竹原
市町村コード : 35203
北緯(世界測地系) : 34.184722
東経(世界測地系) : 131.4775
主な時代 : 中世(細分不明)|近世(細分不明)
時代・遺跡種別 : 城館
主な遺構|主な遺構 : 曲輪|空堀|櫓|土橋|井戸|池|礎石
主な遺物|主な遺物 : 土師器|瓦質土器|備前焼|貿易陶磁器|瓦|銭貨|鉄製品|鞴刃口|鉄滓
総覧URL : https://sitereports.nabunken.go.jp/54361
特記事項 : 山口市教委が発掘調査を実施。14世紀末から15世紀前半には区画された屋敷地として成立し、大内義隆が当主であった頃の16世紀前半から中頃(大内4式)に最盛期を迎えたとみられる。弘治3年(1557)には大内義長が毛利隆元によって滅ぼされ、館は廃絶したとみられる。\n昭和34年(1959)大内氏遺跡の一つとして国史跡に指定された。